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小児アレルギー科
アレルギーは年齢によって症状が変化しやすく、正しい診断と症状に合わせた対応が大切です。
当院では、以下のようなアレルギー疾患を中心に診療しています。
- 食物アレルギー
- アトピー性皮膚炎
- 気管支喘息
- アレルギー性鼻炎、花粉症
必要に応じてアレルギー検査(血液検査など)を行い、除去食や生活指導、薬物療法などを個別にご提案します。保育園や学校への提出書類作成も対応していますので、ご相談ください。
新しいアレルギー検査機器「ドロップスクリーン」を導入しています!
当院では、少量の血液(指先からの採血)で41項目のアレルゲン検査ができる新しい検査機器「ドロップスクリーン」を導入しています。

ドロップスクリーンの特長
- 指先からのわずか 約0.1mL の血液で検査可能
- 検査できる項目:食物アレルゲン18項目、吸入系アレルゲン17項目、その他6項目
- 検査結果は約30分で判明
- お子さまの痛みや不安を最小限に抑えた検査方法です
検査対象年齢
原則として6歳以上のお子さまが対象です。
(6歳から15歳未満でアレルギー症状がある場合は保険診療のため費用負担はありませんが、6歳未満でドロップスクリーン検査をご希望の場合は、自費(12,000円(税込))となります。また15歳以上(医療証なし・3割負担)の場合は4,290円(税込)となります。
〜舌下免疫療法〜
花粉症やダニアレルギーに対して、「アレルゲンを少しずつ体に慣らして、アレルギー反応を和らげる治療」が『舌下免疫療法』です。効果が出るまでに時間がかかりますが、根本的な改善が期待できます。
- スギ花粉症用(シダキュア)
- 対象:スギ花粉によるアレルギー性鼻炎
- 年齢:5歳以上
- 方法:毎日1回、薬を舌の下に1〜2分置いてから飲み込む
- 特徴:スギ花粉が飛び始める前(6月〜10月頃)に開始するのが効果的
- ダニアレルギー用(ミティキュア)
- 対象:ダニによる通年性アレルギー性鼻炎
- 年齢:5歳以上
- 方法:スギと同様に、毎日舌の下に置いて服用
- 特徴:1年中いつでも開始できる
症状がひどく日常生活に支障が出ているようなら、一度ご相談ください。
小児皮膚科
子どもの肌はとても敏感で、肌質やトラブルの出方も一人ひとり違います。スキンケアの方法や薬の使い方を間違えると、悪化することもあります。当院では、お子さまの年齢や肌の状態に応じた診療・アドバイスを行っています。
診察対象の主な皮膚疾患
- 乳児湿疹・脂漏性皮膚炎・おむつかぶれ
- アトピー性皮膚炎・乾燥肌・かゆみ
- とびひ・水いぼ・いぼ・ニキビなどの皮膚感染症
- 虫刺され・あせも・じんましん
- しもやけ・やけど・多汗症 など
スキンケア・軟膏の塗り方指導
保湿剤の使い方や、軟膏の正しい塗り方なども丁寧にご説明します。皮膚トラブルの予防や再発防止には、日々のスキンケアがとても大切です。
水いぼ処置について
水いぼの除去には、痛みをできるだけ抑えるために麻酔テープを使用しています。処置が不安なお子さまも、安心してご相談ください。
除去をご希望されない場合には、皮膚の新陳代謝や免疫を促進する漢方の内服治療もご提案できます。
多汗症について
お子さまの手足の汗が多い、多汗によるトラブルがある場合もご相談ください。9歳以上から外用薬が使用可能です。