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栄養状態を良くすることで症状の改善を目指す栄養療法と子育てのご相談に力を入れていきます
親御さまが感じるお子さまの違和感。そこには大抵何かがあります。ですから、遠慮なくお話しください。また、医師としてはもちろん、2人の娘と4人の孫がいる母親としても親御さまのお力になりたいと思っています。
医師になったきっかけ
「人間とは何か」を探求するために医師を目指し、小児科の医師になりました
私はもともと少し哲学的なところがあって、「人間とは何か」「どう生きるか」というのがずっと私の中のテーマとしてありました。高校時代に、この命題を考えるには物理的な意味での人間、つまり人体を知ることが必要と思い、それができる医学部に進みました。
医学生時代は、「人体について知ること」はすごく面白く楽しかったのですが、「人間とは何か」は結局よく分かりませんでした。しかし、人間はだれしも受精卵から始まり子どもから大人になります。ですから人間の原型である子どもについて学ぶことが、私のテーマの答えへと導いてくれるのではと考え、小児科の医師になることを決めました。
診療におけるモットー
患者さまであるお子さまや親御さまが感じる違和感も含めてお話をきちんと聞きます
当院では、患者さまや親御さまからのお話をよく聞くことを大事にしています。小児科のため、診察時にはお母さまやお父さまが付き添われます。その際、患者さまにこれといった異常が見当たらなくても、親御さまがお子さまに感じている違和感をきちんと聞くようにしています。これまでの経験から、親御さまがお子さまの状態を「なんか変だ」と感じているときはやはり何かあることが多く、そのお話から診断や治療へとつながっていくこともあるからです。
ここに開業して20年が経ちましたが、小さかったお子さまが思春期を迎えたころにいろいろと相談に来られたり、今では親となってお子さまを連れてこられたりしています。これは小児科の医師としてはとてもうれしいことで、とてもありがたいと思っています。これからも地域の皆さまの近い存在としてなんでも相談できる医院であるために、まずお話をじっくりと聞くことを大事にしていきたいと思います。
院内設備のこだわり
院内感染予防や院内事故の対策、気軽に過ごせるようにキッズスペースを設置
院内感染の予防対策として、発疹・おたふくかぜ・水ぼうそうなどの疑いがある患者さまは、待合室ではなく特別室にご案内しています。空気清浄機も設置しています。また、子どもの行動は予測できないところがありますので、割れ物などお子さまにとって危険となり得るものは置かないように心がけています。
また、院内でお子さまや親御さまがリラックスして過ごしていただけるように、日当たりなどの居心地の良さにはこだわっています。絵本やおもちゃなどを置いたキッズスペースも設置しています。
スタッフについて
子育て経験を持つスタッフが多く、院内で心地よく過ごしていただけるように努めています
当院のスタッフは皆子どもが大好きです。子育ての経験者が多いため、皆お子さまへの対応に慣れています。具合の悪そうな方や吐いてしまわれそうなときなど迅速に対応するとともに、できるだけ待ち時間を短くできるようにスタッフ全員が協力しておこなっています。
今後、力を入れて行きたいこと
食事から病気の治療・予防を促す「栄養療法」。親御さまへ子育てを応援する塾の開設
発達障害のお子さまや疑いのあるお子さま、心に不調を抱えるお子さまに対して栄養療法をしながら症状の改善を目指す診療を始めております。
栄養療法とは分子整合栄養医学の考え方に基づき、栄養状態をできるだけよい状態に近づけ、お子さまの不調を改善していくものです。食生活の改善をお願いしたり、サプリメントを用いることもあります。
特に、今後は栄養療法を用いた発達障害などのフォローアップに力を入れたいと思っております。
また、子どもの栄養(療法)について広く皆さまに知っていただきたいと思っています。
保育園や学校などで栄養のお話をさせていただいております。
興味のある方は当院までお問い合わせください。